PROJECT
HUBを通じて、島外企業と瀬戸内町役場と連携し、地域に特化した事業「ワークフルネス・プロジェクト」をご紹介
#1 株式会社 スペースポート
『サスティナビリティ学習プログラム in 奄美大島瀬戸内町プログラム作成』
協業瀬戸内町企業:BLUE School Design株式会社
SDGsにおけるゴール4.7(持続可能な開発のための教育)に沿って、奄美大島にある観光あるいはワーケーションに訪れた親子を対象にSDGsを軸としたリアルな体験による学びを提供するプログラムを地元企業でブルースクールなどを展開するBLUE SchoolDesign 株式会社と共同開発。
環境省の支援事業を活用し、地域資源やコンテンツ、地域ガイドの磨き上げを実施した。
このプログラムの狙いは、体験する前と後で「世界の見え方が変わる」ような認識の変容(パーセプションチェンジ)を引き起こすこと。
島での体験はいわば「非日常体験」だが、その体験から「日常体験」に戻った時「日常」が違って見えてくることを狙いとして作られた。
瀬戸内町に来る理由は観光・仕事・帰省と様々だ。
最近ではワーケーションの取り組みも始まったことから、長期滞在のお客様も増えはじめている。
その方々に、奄美大島瀬戸内町の魅力に触れ合ってもらうだけではなく、旅が終わりいつもの日常に戻った時にも、瀬戸内町を思い出せるようなきっかけを作り出す。
事業者のコメント
プロジェクト・ディレクター 上田壮一氏
サステナビリティ教育につながる、瀬戸内町の自然環境、歴史や文化、人に出会いました。奄美大島は海から学ぶサステナビリティの重要な拠点になると確信しました。
#2 株式会社 クレアン
『瀬戸内町のポテンシャルから見る、ブルーエコノミー論文の作成』
連携:慶應義塾大学大学院 未来社会共創イノベーション研究室
山形 与志樹 教授
慶應大学(システムデザイン・マネージメント研究科)の山形研究室(未来社会共創イノベーション研究室)では、今回のブルーカーボン関連の研究事業への参加を通じて、この生物多様性にあふれる貴重な自然を維持・回復させることに少しでも貢献できるよう、ゼロカーボンでウェルビーングな学習型エコツーリズムに関する研究に取り組みたいと思います。特に研究室の社会人大学院生とともに瀬戸内町を訪問して将来のブルースクール構想の種となるような地域共創型教育・研究プログラムをスタートできれば幸いです。
事業者のコメント
代表取締役 薗田彩子氏
先日初めて瀬戸内町を訪問し、日本でも最高クラスの美しいサンゴ礁が、湖のような静かな入り江の瀬戸内町の南北に広がっているブルーオーシャンを目の当たりにしてとても感銘をうけました。また心の温かい地元の皆さんと美味しい地元の海産物をいただきながらの交流も実に素晴らしい経験でした。今後の瀬戸内町と慶應大学との連携の発展を大変に楽しみにしています。